XR会議 事後レポート
2024年12月に開催された「XR/メタバース」をテーマにした国内最大級のカンファレンス、『XR Kaigi 2024』へ見学に伺いました。
企業や大学、さらには高校からも多くの参加者が集まり、実用的な技術から実験的な取り組みまで多種多様なプログラムが展示されていました。
今回はPERCHメンバーであるK-relationsさんが出展されると聞き、さっそくブースへ。
K-relationsさんが発表されたTaiTock(タイトック)は、立体映像(ボリュメトリックビデオ)を用いて技術継承を行えるプログラムです。
本や映像だけでは伝えきれない説明もXR技術を活用することで全方位からの確認ができ、さらにゴーグルを着用することで両手が自由に使えるため、映像をみながら自分も練習できるというものでした。
特に、コロナ渦で実習が難しかったり、遠隔地で現地へ行くことが困難であったり、自分の技術を後世に残したいというニーズに応えられるのではないかと感じました。
実際に、ロープのもやい結びを体験させていただきました。
複雑な結び方も、紐の通す場所を角度を変えて確認でき、XR技術によるわかりやすさを実感できました。
さらに、AIを活用したコンテンツや、メタバース空間での広告手法、触覚スーツなど、非常に興味深い出展が多数あり、技術の最前線を感じることができました。
今後ますます発展するAIの世界、引き続き注目していきたい分野ですね。