プログラミングってなあに?親子プログラミング教室
去る2月25日に「プログラミングってなあに?親子プログラミング教室」を開催しました。
プログラミング教室を開催するのは今回で3回目。
この教室は近藤 祐一(Yuichi Kondo)と忍 章子(Akiko Shinobu)が作っているローカルメディア
「いりやごと」が主催で開催しており、地域のひとを集めて定期的に行なっているワークショップのひとつです。
3回目の開催に向けて、私たちは「プログラミング教室」を通して、子供たちに何を教えるか、どんなことを感じてもらいたいかなど、幾度となく議論を重ねました。
ベクターデザイン梅澤 幻(Gen Umezawa)さんにオブザーバーとして入っていただき、ベクターデザインから教材作成のサポートもしていただきました。
講師はベクターデザインのプログラマー・桂田 晋太郎さん。
今回、私たちは、プログラミング教材「PETS」を使って、子供たちに【じっくり考えること】を体験してもらうことにしました。
ロボットPETSに命令を出し、ゴールまで導く。
PETSが爆弾をよけて、ケーキをゲットし、ゴールにたどり着くにはどのようなコースをたどらせるか。
命令を設計し、それを実行してみます。
もし、PETSが想定した通りにゴールすることができなかったら、一体どこを間違えたのか。
設計から間違えた箇所を見つけ出し、それを改善し、もう一度、トライしてみる。
その一連の流れを子供たちに体験させるために、オリジナルで教材を作ることにしました。
まず、子供たちが命令を書き込める設計書=ワークシートをつくりました。
次に、K-relationsの小林 健太郎さんにアドバイスをいただき、教えていただきながら、レーザーカッターを使って【PETS シンキングボード】を作りました。
そして迎えた開催当日。
子供たちは、90分という長時間ながらも、最初から最後まで集中力が途切れることなく、PETSをどのように動かすのかをじっくり考え、PETSが考えた通りに動いたら、みんなで手をたたいて喜び、ガッツポーズや笑顔があふれ、みんなとても楽しそうに取り組んでいました。
会場ではK-relationsの小林さんが缶バッチ作成のブースを出してくださり、プログラミング教室が終わった子供たちとみんなで缶バッチ作りをしました。
子供たちはできたてホヤホヤの缶バッチを胸につけて「もっとやりたかったなー」「またPETSやりたい!」と、うれしい言葉をたくさん口々にしてくれ、プログラミング教室は大盛況で幕を閉じることができました。
次回は4月に開催を予定しています。
(photo_小林健太郎/text_忍章子)